髪型さえ

2003年6月1日
『もう僕に迷惑はかけないって言ってなかったっけ?
 忘れちゃった?ところでテストどうだった?』
『メールもするのやめたほうがいいのかぁ・・・  ごめんね。。。』
『ちょっといじめただけだよ』

相変らずのやりとり
彼がいたずらっぽく笑いながら言ってるとこ
容易に想像がつく
言葉だけみたらとてもイジワル
でもこれが彼の精一杯のひねくれた優しさ

ただ彼をまっすぐに好きなだけだった
ただ彼と一緒に時間を過ごしたいだけだった
穏やかで幸せな時間を過ごしたいだけだった
ただそれだけだった

それなのに
どうしてこうなってしまったんだろう
いまや素直になることさえ躊躇する
心の中にあるものぜんぶを隠して
封印してしまわないといけない気がする
そうじゃないと彼に迷惑をかけてしまう気がする

好きとか愛してるとか
もうそういう言葉だけでは表せない
彼への想い

憎らしくて愛しくて
むかついたって許してしまうし
激しく求めたり穏やかに見つめたかったり
傷つけてしまったり癒してあげたかったり
・・・・・とても大切な人

仕事も頑張って好きな人と結ばれて
かわいいお家に住んで子ども達に囲まれて
幸せな毎日を過ごす
そしてそれが彼とであったらいいなぁと
そんなちっちゃな夢を抱いた
それだけだったのに

だけど見てよ
いまや髪型さえ決まらない
 


コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

まだテーマがありません

この日記について

日記内を検索